第33回日本パラ陸上競技選手権大会（６月12日、神戸総合運動公園ユニバー競技場）の男子800ｍ（T34：脳原性まひ・車いす）で、古畑篤郎（アルケア）が１分50.50の日本新記録を出した。
古畑は、「日本新記録が出るとは思っていなかったので、正直、驚きました。スタート時にちょうど追い風が吹いていて、上手くスピードに乗って走ることができたと思います」と話した。2024年のパリ・パラリンピック出場を目指しているが、今シーズンは、自身の記録更新が目標。現在、自身が保持している100ｍの日本記録（16秒23）、今回獲得した800ｍの日本記録の更新を目指す。また、200ｍ、400ｍでも日本新記録を狙っていきたいと意欲を示した。
（取材：河原レイカ）
（写真提供：小川和行）
