「障害者スポーツ」という言葉を、
私は、好きではありません。
「障害者スポーツ」というとき、その対として
「一般のスポーツ(障害のない人のスポーツ)」を
想定することになります。
障害のある人と、ない人を、分けたり、隔てたりする
考え方が背景にある気がして、嫌な気持ちになるからです。
競技のおもしろさ
選手たちのパフォーマンスの素晴らしさ
競技を見る観客の興奮、感動
それらは、障害のある・なしにかかわらず、
同じだと思うのです。
「スポーツは、スポーツ」
「アスリートは、アスリート」
それでよいのではないでしょうか。
障害者スポーツを「スポーツ」として、
ゆるく、楽しく、刺激的に発信していきたいと思い、
私は、「パラスポ!」を立ち上げました。
2020年に東京でパラリンピックが開催されることが決まり、
最近は、テレビや新聞で、「障害者スポーツ」が取り上げられることも
増えてきました。
インターネットのメディアである「パラスポ!」が、
「障害者スポーツ」の何を、どのように、発信していくのか
改めて考えています。
答えは簡単には出せません。
でも、間違いなく、「障害者スポーツ」は、面白い。
その面白さを、「パラスポ!」は、追求していきます。
「パラスポ!」代表 河原レイカ