銅メダルを手に笑顔の高桑選手

銅メダルを手に笑顔の高桑選手

カタール・ドーハで開催されているIPC陸上世界選手権の女子(T44:下腿義足)走り幅跳びで、高桑早生選手(23歳/女子T44クラス)が5m09を記録し、銅メダルを獲得。日本選手団のメダル第一号となった。

高桑は、「自分の持ち味は助走のスピードだと思い、そこを活かして競技ができて、その結果、メダルが獲れてよかったです。ただ、助走だけで跳んでいますので、今後はもっと技術を磨いたり、もっと走りを活かせるようにしないといけないと思います。これまでどおり、走り(短距離100m、200m)と平行して、走り幅跳びも頑張っていこうと思います」と話した。

今大会の競技初日(10月22日)にメダルを獲得できたことについては、「私自身、良い流ができましたし、日本選手団にも追い風になれば嬉しいです」と高桑。
走り幅跳びで出した好成績の波に乗り、今後の出場種目100m、200mの結果にもつなげたい考えを示した。

(取材・撮影/河原由香里)