キャプテン池透暢選手

キャプテン池透暢選手

車いすラグビーワールドチャレンジ2019(10月20日)の3位決定戦で、日本はイギリスを54対49で下し、銅メダルを獲得した。
第1ピリオド14対13の1点差をつけた日本は、第2ピリオド、7番池崎大輔選手、1番若山英史選手らが空いたスペースを上手く使い、得点を重ねて点差を拡げ、27対24で前半を終了した。
後半、池崎、池透暢選手に対するディフェンスが厳しくなるなか、22番乗松聖矢選手(1.5ポイント)、15番岸光太郎選手(0.5ポイント)らがディフェンスから攻撃の流れを作りだした。障害の重い選手(ローポインター)の活躍も要所で光った試合となった。
イギリスに得点差を詰めさせず、日本が54対49で勝利した。

日本のケビン・オアーヘッドコーチは、イギリスとの対戦について、「予選の試合よりトランジションが上手くいった。ディフェンスが機能したので、マッチアップも上手くいった」と振り返った。
キャプテンの池透暢選手は、「今大会で強豪のイギリスに2勝できたことは、明らかにチーム力が上がっている」とコメント。試合中、ベンチに控えている選手たちがコート内の選手に声を掛け続けたことに触れ、大会を通して、チームとして一体感を持って試合に臨めていたことを評価した。

(取材:河原レイカ)
(撮影:小川和行)

ベンチから声をかける羽賀理之選手

ベンチから声をかける羽賀理之選手

22番 乗松聖矢選手

22番 乗松聖矢選手

長谷川勇基選手

長谷川勇基選手