日本の男子・センターの川嶋選手

日本の男子・センターの川嶋選手

IBSAゴールボール・アジアパシフィック選手権大会(12月7日・予選ラウンド)で、
男子・日本はタイと対戦し、11対4で勝利した。
日本は前半、9番川嶋悠太選手、5番山口凌河選手、7番金子和也選手でスタート。ウイングの山口、金子が得点を重ねて、7対0でリード。攻撃のリズム良く、試合を進めた。

後半は、金子と山口を4番佐野優人選手、2番宮食行次選手に代えて臨んだ。
後半の序盤は、タイのペナルティから宮食がゴールを決めたものの、タイの7番Kitsa Thayanitphong選手が得点。日本はミスも出て、タイに計4点を奪われた。終盤は佐野、宮食に代えて金子と山口が入り、金子が得点を追加。11対4でタイを突き放した。

今大会・男子は、オーストラリア、中国、インドネシア、イラン、韓国、タイ、日本が参加。予選ラウンド(12月5日~9日)、日本は大会初日・12月5日の韓国戦は8対2で勝利。6日のオーストラリア戦は11対1で勝利したものの、中国戦は3対8で敗れていた。

キャプテンの川嶋悠太選手は、「中国戦の負けは気にせずに、自分たちでやれることをやって、収穫を次に活かそうと話をしていた」とコメント。タイ戦については、「前半、立ち上がり良いペースでいけたのが勝利の要因。後半、煮詰まってしまい、10点差つけられなかったところが、チームの課題だと思います」と説明した。

今大会の優勝国は、アジア・パシフィック地域の代表として2020年の東京パラリンピックの出場権を獲得する。日本は自国開催国枠で出場権を獲得しているが、東京パラリンピックでの対戦を視野に入れて、今大会に臨んでいる。

IBSAゴールボール・アジアパシフィック選手権大会
千葉ポートアリーナ
12月5日~8日:予選ラウンド
12月9日:予選ラウンド・準決勝
12月10日:3位決定戦、決勝

(取材:河原レイカ)
(撮影:小川和行)

2番・宮食選手

2番・宮食選手

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