第2回NAGASE CUPの初日(9月2日、国立競技場)、男子(T13:視覚障害)の川上秀太は200mに出場し、23秒06だった。川上は、7月にフランス・パリで開催された世界パラ陸上競技選手権大会の日本代表に選ばれていたが、6月に出場した国内の大会で左足の肉離れがあり、出場できなかった。

川上は、肉離れについて、「まだ完全に治っているわけではないが、レースに出れるところまでは回復してきた」と説明。パリの世界選手権に出場できなかった悔しさを糧にして、「来年、神戸で開催予定の世界パラ陸上競技選手権を見据えて、しっかり結果を残せるようにやっていきたい」と意欲を示した。

(取材:河原レイカ)

(撮影:小川和行)