4番 安達阿記子選手

4番 安達阿記子選手

韓国で開催されている視覚障害者スポーツの国際大会
IBSAワールドゲームス(5月10日~17日)で
ゴールボール日本代表・女子は16日、
決勝トーナメント初戦、準々決勝で中国と対戦し、
0対1で敗れた。

試合は前半残り4分、中国の2番ZHEN JU選手が先制。
日本は前半、1番・若杉遥選手、4番・安達阿記子選手、
2番・浦田理恵選手で臨んだが、前半は0対1で折り返した。

日本は、強いボールで攻めてくる中国に対して、固い守備で対応。
後半は得点を許さず、若杉選手と6番・欠端瑛子選手を交代する
などして攻め続けたが、得点することはできなかった。

欠端瑛子選手

欠端瑛子選手

キャプテン浦田理恵選手 (左)、若杉遥選手(右)

キャプテン浦田理恵選手
(左)、若杉遥選手(右)

今大会、日本は予選リーグ4位で、決勝トーナメントに進出。
苦しい戦いが続いた。

市川喬一ヘッドコーチは
「予選では、日本らしい戦いができませんでしたが、
準々決勝でようやく守りの固い日本らしい戦いができました。
それがもう少し早い段階でできて、決勝で中国と当たりたかったんですが、
ちょっと不運なところもありました。
それも自分たちで作り上げてしまったミスなので、
日本に帰って整理したいと思います。
ヘッドコーチが変わって、僕がチームをみるようになってまだ数か月ですし、
今年11月にはアジア・パシフィック選手権がありますので、それまでに
しっかりチームを立て直したいと思います。
この負けがチームを強くするきっかけになると思いますので、また、
頑張りたいと思います」と話した。

チームに指示を出す市川ヘッドコーチ(中央)

チームに指示を出す市川ヘッドコーチ(中央)

ゴールボール女子は、今大会の上位2位までのチームに、
リオ・パラリンピック出場権が与えられることになっている。
日本代表・女子は、今年秋に開催予定のアジア・パシフィック
地域予選で、リオ・パラリンピック出場権の獲得を目指す。