日本Aチーム

日本Aチーム

2016ジャパンパラゴールボール競技大会が7月22日から24日まで、足立区総合スポーツセンターで開催された。
同大会は、日本の2チーム(A、B)と韓国、イスラエルの4チームが対戦。
決勝戦の日本A対イスラエルは2対3で、イスラエルが優勝した。

日本Aは、9月にブラジルで開催されるリオ・パラリンピック日本代表メンバーの浦田理恵選手、天摩由貴選手、
欠端瑛子選手、若杉遥選手、安達阿記子選手、小宮正江選手で構成。
堅い守備を特徴とし、攻撃は緻密な計算で点をもぎとりにいくチームだ。
対するイスラエルは、1番のイルハム(Eiham MAHAMID)選手を中心に、高いバウンドボールの攻撃を特徴とする。

決勝戦、日本Aは前半、イスラエルの高いバウンドボールで先制され、さらに得点を重ねられて3対0となった。
追いかけるかたちとなった日本は、前半の終盤残り40秒で、小宮が得点し、前半は3対1。
後半は、安達が得点して3対2まで詰め寄ったが、イスラエルはそれ以上の得点を許さなかった。

リオの前哨戦といえる決勝だったが、本当の勝負はこれからだ。
今大会で収集した情報を分析し、本番に向けて、いかに戦略を練るかに掛かっている。
思い描いたとおりの戦い方ができれば、2012年ロンドンパラリンピックで手にした金メダルも遠くないはずだ。

日本Bチーム

日本Bチーム

3位決定戦は、韓国対日本Bの対戦となり、2対5で日本Bが勝利した。
日本Bは、安室早姫選手を中心に、高田朋枝選手、田淵あづき選手、高橋利恵子選手で構成。
田淵、高橋は18歳で、今後の活躍を期待される若手選手。海外チームとの対戦の経験を、今後につなげたい。

(取材・撮影 河原由香里)