パラ陸上世界選手権(11月10日)の男子T63クラス走り場跳び決勝で、日本の山本篤選手は6m40を記録し、銅メダルを獲得した。
優勝は、Schaefer Leon選手(ドイツ)記録6m90、2位は、Wagner Daniel(デンマーク)6m84だった。
山本は、「(4位以内に入ったことで)東京パラリンピックの日本代表内定を獲れたので、まずは、やるべきことはやれたと思います。ジャンプに関しては、1本目はまあまあ良いジャンプだったんですけど、それ以降は、それほどよくなかったので。腰を痛めた影響での体力面での不安ですね。3本目以降は、まったく、自分の良いジャンプができなかったので、今の自分の現状だと思います」と話した。
また、上位の2選手に迫るうえで必要なものとして、山本は「スピードですね」とコメント。今後は、助走のスピードをつくることに取り組んでいきたいとした。
(取材:河原レイカ)
(撮影:小川和行)