BC4クラス 江崎選手
アジアユースパラ競技大会のボッチャBC４クラスで江崎駿選手（16歳）が金メダルを獲得。BC１クラスでは、金城歩未選手（20歳）が銀メダル、BC３クラスは河本圭亮選手（18歳）が銅メダルを獲得した。BC2クラスは、伊藤彩水選手（21歳）が３位決定戦に敗れたが、健闘した。
BC４クラスで優勝の江崎選手は、「すごく嬉しい気持ちです。決勝は、面白い試合でした。相手の球もすごく良かったので、最後までどうなるか分かりませんでした。最後まで冷静に投げることができて、１球ずつ決めることができたので、相手も焦ったのかなと思います。勝利のポイントになったのは、まず、１エンド目で最初の球をジャックボールにつけることができました。もう一つは、最終エンドで、２回連続、自分の球をジャックボールにつけることができた点だと思います。仲間やコーチが応援してくれて、やる気や元気が出て、このメダルにつながったと思います。これからはシニアの大会でもメダル獲得を狙っていきたいと思います」と話した。
BC1クラス 金城選手
BC3クラス 河元選手
BC2クラス 伊藤選手
村上光輝さん（日本ボッチャ協会強化指導部長）は、BC１、BC2、BC3、BC4の全クラスで日本人選手が決勝トーナメントに出場し、準決勝まで進んだ点を評価。金メダルを獲得したBC4の江崎選手については、「日本選手権では準優勝だったが、そこからまた力が伸びている」と話した。BC2クラスはメダルの獲得がなかったが、国内の日本選手権では予選会から出場するノーシードの伊藤選手がセミファイナルまで進出できたことに意味があるとし、今大会での結果に自信を持って、国内トップを目指してほしいと期待した。
【取材・撮影／河原レイカ】
