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IPC(国際パラリンピック委員会)公認 日本パラ陸上競技選手権大会(5月1日、コカ・コーラウエストスポーツパーク/鳥取)の男子走り幅跳び(T42クラス)で、山本篤選手が6m56の世界新記録を出した。

山本は、「アップしているときから、調子は悪くないと思っていました。あとは、会場の雰囲気と、アドレナリンがどこまで出るかで記録が出るかなと思っていました。練習の跳躍で跳んだら、良い感じでいけました。腰を痛めてしまったんですけど、今日は記録を出せるという雰囲気があったので、少し無理をしてでもやろうと思いました。世界記録の跳躍は、風が収まるタイミングで出ようと思って、跳びました。ずっと世界記録を出したいと思っていたんですが、本当に出すことができました。次は7mとまでは言わないですけど、6m70~80くらいは見えています。そこを次の目標としてやっていきたいです」と話した。

(写真:河原由香里)