リレー

2013ジャパンパラ陸上競技大会の最終種目となったのはT42-47男子4×400m。
メンバーに予定していた春田純選手(T44)が欠場したため、代わりに高校2年生の池田樹生選手(T44)が出場。芦田創選手(T43)は個人種目の100m、400mは棄権したものの、4×400mは出場し、第2走として走り切った。この種目はこれまで日本記録が存在しなかったが、今大会の結果3分48秒53が記録として刻まれた。

写真・右から多川選手、芦田選手、山本選手、池田選手。

■第1走:多川知希選手(T47)
今大会は個人種目の200mで23秒24の日本新記録。
4×400mについては、
「前半勝負というのがあったんですが、何も考えず、
そのまま行ってしまいました。
スピード感が出ないまま終わってしまいました。
次の機会があれば、頑張りたいです」

■第2走:芦田創選手(T47)
左足の状態に不安があり、個人種目は棄権。
400mも自分の走りはできなかったが、
「400mは、いつも走り終わった後の達成感を感じます。
今日も、走ってよかったなという印象です」。

■第3走:山本篤選手(T42)
4×400mへの出場を提案したという。
「責任を持って走り切りましたけど、
300mを超えたあたりから地獄でした。
今日は、声援があったので頑張れました」

■第4走:池田樹生選手(T44)
春田選手の欠場を受け、自ら手を挙げてメンバーに。
専門は100m。
「声援がすごくうれしかったんですけど、300mから先は、
飛ばすことができなくて悔しかったです」

(取材・撮影 河原由香里)