3位決定戦に臨んだ日本

東京パラリンピック(8月29日)の車いすラグビーの3位決定戦で、日本は60対52でオーストラリアを破り、銅メダルを獲得した。2016年のリオ・パラリンピックに続き、2大会連続の銅メダル。準決勝で日本を破ったイギリスは、決勝でアメリカに勝利し、金メダルを獲得した。

試合から一夜明け、30日のメダリスト会見に臨んだ選手たちの多くは、リオ・パラリンピック以降の5年間、チームの目標として掲げていた「金メダル獲得」を達成できなかった悔しさを口にした。「銅メダルが、現在の自分たちの位置」(池透暢選手)との認識を示し、次のパラリンピックに向けて、さらにチームを強化していきたい姿勢を示した。
(取材:河原レイカ)
(写真提供:小川和行)