日本 対 フランス 1対0
(写真提供:日本ブラインドサッカー協会/鰐部春雄)

Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ2021 in 品川が5月30日、開幕した。同大会は、世界ランキング(2021年1月時点)1位のアルゼンチン、同ランク3位のスペインのほか、タイ(世界ランク13位)、フランス(同ランク14位)、日本(同ランク12位)が出場。大会初日、日本はフランスと対戦し、前半、川村怜が決めた1点を守り切って勝利した。

川村は、「立ち上がり早い段階で得点することができて良かった。味方から良い形でボールが来て、良い形で決めることができた。初戦はどの大会でも緊張感があり、どのチームも勝ち点を取りにくる。その中で勝ち点を獲れたことは、次につながる」と話した。

欧州のチームとの対戦は約2年ぶり。腰の高さ、足の長さなど選手の身体的特徴が日本人選手とは異なることを踏まえ、攻撃や守備を組み立てる必要がある。

同大会は5月30日から6月5日まで、無観客で開催。試合の模様はYou tubeで配信する。5チームによる総当たり戦により順位をつけ、上位1位と2位で決勝戦、3位と4位が3位決定戦を実施する。

(執筆:河原レイカ)

(写真提供:日本ブラインドサッカー協会/鰐部春雄)