女子T63走り幅跳び 兎澤朋美

2021ジャパンパラ陸上競技大会が4月24日から2日間、屋島レグザムフィールド(香川県高松市)で開催された。すでに今夏開催予定の東京パラリンピック日本代表推薦が内定している選手たちが出場して好記録をマーク、本番に向けて順調に調整を進めている。
まだ、東京パラ出場が内定していない選手たちは、日本代表推薦に関わる世界パラ陸上の国際ランキング上位を目指し、自身の記録更新を狙った。

女子T63(片側大腿義足クラス)走り幅跳びでは、兎澤朋美(富士通)が4m56でアジア新記録、T64(片側下腿義足クラス)走り幅跳びでは中西麻耶(阪急交通社)は5m49で大会新記録を出した。

女子T64走り幅跳びの中西麻耶。2019年のパラ陸上世界選手権では、走り幅跳びで金メダル獲得。東京パラでもメダルの期待が掛かる
男子T11 和田伸也
男子T52 佐藤友祈
男子T54 鈴木朋樹

男子T52(車いす)佐藤友祈(モリサワ)は1500m3分28秒05で大会新記録、男子T54(車いす)の鈴木朋樹(トヨタ自動車)は800m1分35秒74の大会新記録を出した。

男子T20  赤井大樹
男子T64 大島健吾
女子T47 辻沙絵

このほか、男子T20(知的障害のクラス)1500mでは赤井大樹(十川ゴム)3分53秒35のアジア新記録、男子T64(片側下腿義足のクラス)100mは大島健吾(名古屋学院大学)が11秒37のアジア新記録。女子T47(片側上肢障害のクラス)400mで辻沙絵(日体大)が58秒45の日本新記録を出した。

(写真提供:小川和行)