銅メダルを獲得した日本代表チーム。写真左から山本篤選手、多川知希選手、佐藤圭太選手、芦田創選手

銅メダルを獲得した日本代表チーム。写真左から山本篤選手、多川知希選手、佐藤圭太選手、芦田創選手

リオパラリンピック(4月12日)の陸上・男子(T42-T47)4×100mリレーは、
日本代表チームが銅メダルを獲得した。
アメリカ代表チームが失格したことにより、順位が繰り上がり、日本代表チームが3位となった。
記録は44秒16。

日本代表チームは、1走・芦田創選手、2走・佐藤圭太選手、3走・多川知希選手、4走・山本篤選手で構成。
今シーズン、国内の大会では1走を多川選手、3走を芦田選手で構成していたが、
リオパラリンピックに向けた8月の日本代表合宿で走順について話し合い、多川選手と芦田選手を入れ替えることに決めた。

第1走の芦田選手

第1走の芦田選手

1走 芦田創選手
「素直に嬉しく思います。記録としても日本のチームベストで、44秒16の日本新を出せたところで、
ラッキーなメダルではありますけど。大変うれしいです。ベストを尽くしました」

2走 佐藤圭太選手
「僕は2010年からリレーのメンバーに入って、世界の舞台では悔しい思いをしてきたんですけど、
今回、この4人で日本記録で銅メダルを獲れて、すごく嬉しいです」

3走 多川知希選手
「日本記録で終われたことが、まず、嬉しいです。4×100mリレーは、パラリンピック北京で失格、
ロンドンで4位ということで、だんだんステップアップして、今回の銅メダルは価値のあるメダル
と思います。2020年は、『棚からぼた餅』ではない面をだしていかないといけないと思います。
一人ひとりの走力をあげて、世界と勝負できるようなリレーをみせたいと思います」

4走 山本篤選手
「最高です。『棚からぼた餅』ですけど、良い形でメダルが獲れたのでよかったです。
僕たちは、ベストを出すことだけを狙っていました」

【男子(T42-47)4×100mリレー】
1位 ドイツ 40秒82
2位 ブラジル 42秒04
3位 日本 44秒16
4位 スリランカ 47秒12