車いす(WH1ーWH2) 長島・山崎

車いす(WH1ーWH2)
長島・山崎

バドミントンの車いす(WH1-WH2)ミックスダブルスは、日本の長島理選手(38歳、WH1)と山崎悠麻選手(30歳、WH2)が、フィリピンのMatados Jonas選手(38歳)、Paz Lita選手(42歳)と対戦し、2対0(21対3、21対8)で勝利した。

長島は、「緊張もあったんですけど、良い形で終えることができて良かったです」とコメント。山崎は、「今回、アジアパラに初めて出場することになって、日本人選手のなかの第一発目になったので緊張があったんですけど、しっかり勝つことができて良かったです」と話した。

風の流れや相手の動きをよく見ることを心掛けた

風の流れや相手の動きをよく見ることを心掛けた

日本対フィリピンの試合中、別のコートでインドネシアの選手がコートに入った。すると観客席から大声援が沸き、一同が声を揃えて、「インドネシア!インドネシア!」の大合唱。試合中、互いに掛け合う声が届きにくくなったが、長島は、「インドネシアの選手と対戦する時は、また別だと思うんですけど、初戦でこういう経験できて良かった」と話した。フィリピンの選手はこれまで対戦した経験がない選手だった。また、会場の建物内は、風が流れている。長島と山崎は、風の影響や、相手の動きを良く見ることを意識して臨んだ。

男子団体戦、シングルス竹山選手

男子団体戦、シングルス竹山選手

男子団体戦(SL3-SU5)の日本対インドは、シングルスに竹山隆人選手(61歳、SL4)が出場し、Suhas Lalina Yathiraj選手と対戦。21対7、21対12で敗れた。ダブルスは、末永敏明選手(44歳、SL3)と浦哲雄選手(43歳、SU5)がPandey Pakeshse選手、Tarun Tarun選手に21対9、21対15で敗れた。

男子団体戦ダブルス、末松選手、浦選手

男子団体戦ダブルス、末松選手、浦選手

取材:河原レイカ
撮影:小川和行

※パラバドミントンのクラス分け:
車いすと立位があり、車いすはWH1、WH2の2つのクラスに分けられる。立位は4つのクラスに分けられており、下肢障害SL3、SL4、上肢障害はSU5、低身長はSS6となっている。WH1、WH2とSL3はコートの半面、SL4、SU5、SS6はコートを全面使って対戦する。(参考:日本障がい者バドミントン連盟 http://jpbf.jp/ )