4×100m(T42-47)リレーメンバー(写真左から、多川選手、佐藤選手、鈴木選手、山本選手)

4×100m(T42-47)リレーメンバー(写真左から、多川選手、佐藤選手、鈴木選手、山本選手)

アジアパラ競技大会・陸上(10月23日)の4×100mリレーで、日本代表チーム(多川知希選手、佐藤圭太選手、鈴木徹選手、山本篤選手)が金メダルを獲得した。記録は45.12。

 1走の多川知希選手(T47)は今大会、個人の100m、200mで銅メダルを獲得。2走の佐藤圭太選手(T44)は100m、200mの金メダルに続いて、リレーでも金メダル獲得し、3つ目の金メダルを手にした。
 3走の鈴木徹選手(T44)は、走り高跳びで4位。個人種目ではメダルに届かなかったが、リレーのチームで金メダル。4走の山本篤選手(T42)は走り幅跳び、100mの2種目で金メダル、200m銀メダルを獲得している。

【1走】多川知希選手
「最終種目ということで、出る前から金メダルを狙っていった中で、うまくはまってよかったです。仲のいい4メンバーで表彰台の一番高いところにあがるのが目標だったので達成ができてよかったです」。


【2走】佐藤圭太選手

「今回、4×100リレーに中国というライバルが出場していなかったので、金メダルを獲るチャンスだと思って、頑張っていきました。バトンの受け渡しについては、日本が一番、やってきているし、自信を持っていけました。よい結果を出せてよかったです」。


【3走】鈴木徹選手

「個人の種目(走り高跳び)ではメダルを獲れなかったので、みんなの力を借りて1位になれたのはうれしかったです。最高でした。国際大会で4×100mのメンバーに入るのは、2010年の広州アジアパラ以来です。そのときは1走を走って3位でした。今回は中国が出場していないということで金メダルを獲るチャンスでした。バトンも練習を積んできたので、自信をもってできました。よいタイムが出たと思います」。

【4走】山本篤選手
「僕が走るか、春田君でいくか、コーチも悩んだと思います。最終的に僕に決まって、金メダルを託されたと思いました。インドネシアが迫ってくるというのはわかっていましたし、日本の3走がトップでくるというのもわかっていましたので、「絶対、抜かれない」という気持ちで走りました。日本チームとして金を獲れたというのはよかったです。もっともっと強くなって、世界でもメダルに絡めるようなチームにしていきたいです」。

【結果】
1位 日本 45.12
2位 インドネシア 45.51
3位 タイ 48.89