キャプテンの池選手(左)と橋本勝也選手(18歳、三春町役場)/写真提供・日本車いすラグビー連盟

車いすラグビー日本代表チームは5月4日、オンラインで会見し、東京パラリンピックへ向けた意気込みや、4月の合宿の模様について語った。

現在、世界ランキング3位の日本は、東京パラリンピックの対戦プールAで、オーストラリア(世界ランキング1位)、フランス(同6位)、デンマーク(同7位)と戦う。一方、対戦プールBは、アメリカ(世界ランキング2位)、カナダ(同5位)、ニュージーランド(同10位)、イギリス(同4位)で構成されている。

ヘッドコーチのケビン・オアー氏は、東京パラリンピックの対戦プールAについて、「対戦する3チームの傾向が似ていて、対策をとりやすいと考えている」と話した。

キャプテンの池透暢選手(40歳、日興アセットマネジメント)は、4月の合宿の模様について、「国際ゲームを想定して練習している」と説明。また、8月24日のパラリンピック開幕まで約100日となったことについて、「プレッシャーもあるが、あと4回の合宿があり、これから日本チームがさらに強くなっていく楽しみもある。この100日はものすごく中身の濃い100日になる」と意気込みを示した。

(取材:河原レイカ)

(写真提供:日本車いすラグビー連盟)