出戸端望選手

出戸端望選手

陸上T37/F37の出戸端望選手は、「初めての日本代表を楽しみたい」と話す。大会までの期間は、短距離の加速について、うまくできるように練習。アジアパラ競技大会では、得意の走り幅跳びで波に乗りたいと考えている。

八尾陽夏選手は、障害の影響もあって膝が上がりにくいため、できる限り膝をあげることを意識して走りの強化に取り組んでいる。調子をあげて、インチョンで自己ベストをめざす。

■初めての日本代表、楽しみたい
T37/F37
出戸端望(でとはた・のぞむ)選手

日本代表として国際大会に出るのは初めてです。走り幅跳び、100m、200mに出場させていただくんですが、ベストがでるように、一つでもメダルを獲れるように楽しんでやりたいと思います。
日本代表になったことで周りの方の見る目が少し変わって、「がんばってね」というのがあります。その期待に応えられるように頑張りたいと思います。

好きな種目は走り幅跳びなんですが、一番初めにある予定なので、良い感じで跳んで、波に乗っていけたらと思います。

八尾陽夏選手

八尾陽夏選手


■絶好調で臨みたい
T37/F37
八尾陽夏(やお・はるか)選手

日本代表はユースの大会で経験があるのですが、その時は腰を壊していて、あまり良い記録を出せませんでした。今回のアジアパラ競技大会には、絶好調で臨みたいと思います。

自信があるのは100m、200mですね。
まだ、走り方が定まっていない感じですが、一生懸命走って自己ベストを出せたらいいと思っています。公式の記録ではないんですが、自己ベストは100m16秒、200mは34秒5です。

日本パラ陸上競技連盟の強化選手に選ばれている種目は走り幅跳びですが、100m、200mで走り方を固めてから走り幅跳びに臨もうと考えています。まずは、スピード強化からですね。

(2014年9月/取材・撮影 河原由香里)