小川の3位決定戦
銅メダルを手にした小川

東京パラリンピック(8月29日)の柔道・女子70kgの3位決定戦で、日本の小川和紗は、オルガ・サブロドスカヤ(ロシアパラリンピック委員会)と対戦し、体落しの技ありで勝利。銅メダルを獲得した。

30日に行われた会見で、小川は、「銅メダルをとれたことで、今までお世話になったことで少しでも恩返しができたと思っています。パリのパラリンピックに向けて、銅メダルで一歩前進できたと思っている。パリまで3年しかないので、今回、大会で学んだことを活かしていきたい」と話した。

また、今大会の準決勝、カルダニ・イナ(ジョージア)との対戦を振り返り、自身に油断があり、脇を空けてしまった隙を相手に突かれて足技を掛けられてしまったことを反省点として挙げた。今後は、さらに技術を磨くとともに、隙をつくらないよう精神面でも自身を強化していきたいとした。
(撮影・取材:河原レイカ)