走り幅跳び銅メダルの芦田

走り幅跳び銅メダルの芦田

アジアパラ競技大会・陸上の男子走り幅跳び(上肢障害:T45/T46/T47クラス)で、芦田創選手が6m88を記録し、銅メダルを獲得した。金メダルはWang Hao選手(中国)で7m53、銀メダルはHartanto Settiyo Budi選手(インドネシア)が7m10だった。

芦田は、「この大会については、いろいろなチャレンジをしてきたことのまとめができればと思っていました。記録的にも、内容的にも、満足はしているんですけど、上位の2人が、強かったです。自分自身はステップアップしているものの、他の選手が、それ以上に成長していますので、銅メダルなんですけど悔しいです」と話した。

芦田の跳躍

芦田の跳躍

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砲丸投げ・女子(知的障害:F20クラス)では、中田裕美選手(34歳)が10.51mで銀メダルを獲得。インドネシアのSupartiniyati Suparniyati選手が金メダルで、記録は10.75mだった。中田は、「今日は、とても楽しくできて良かったです」と話した。

金メダルの佐藤友祈(右)、銀の上与那原(左)

金メダルの佐藤友祈(右)、銀の上与那原(左)

トラック種目では、男子(車いす:T51/T52)800m(出場3選手)、佐藤友祈選手が金メダル(記録2分06.71)、上与那原寛和選手が銀メダル(記録2分16.77)を獲得した。

中山和美

中山和美

女子(車いす:T53クラス)800mで、中山和美選手が2分07.68秒で、出場3選手中2位。1位は、中国の ZHOU HONGZHUAN選手で記録は2分01.39秒だった。
中山選手は、「若干疲れがたまっていた感じがあるんですけど、思ったよりも走れたと思います。T53クラスの選手の人数は、アジアでは少ないんですけど、世界一の選手がアジアにいるので目標にして、前を追いかけていきたいです」と話した。

古畑篤郎選手

古畑篤郎選手

男子(車いす:T33/T34クラス)800mは、古畑篤郎選手が銅メダルを獲得。記録は2分04.02。金メダルはMohamed選手(UAE)記録2分00.28、銀はAlmutairi Ahmad選手(クウェート)2分03.94だった。

(取材:河原レイカ)
(撮影:小川和行)