2014ジャパンパラ陸上競技大会で、男子走り高跳び(T44)の鈴木徹選手の記録は1m98だった。
今大会で使った義足は、ロンドンパラリンピック出場の時に使っていたもの。7月の関東選手権では20代に使っていたタイプの義足を改めて試してみたが、左脚とあわない感覚があった。その理由について、「今、思うと、年齢とともに左脚のキレが遅くなっているんです」と鈴木。自分の足の感覚や、義足の反発の速さなどを考えて、常によりよい状態を探りながら競技に臨んでいる。
今後は10月のアジアパラ競技大会に出場予定。
鈴木自身が持つ日本記録2m超えに挑戦する日がくるか、期待したい。
(取材・撮影:河原由香里)